毎月8日は、女性の活躍を考える日 美樹工業株式会社
会社を思い、次代の道標に
建設会社、設計事務所を経て美樹工業に入社した高田さん。「もともと設計が専門でしたが、1社目で現場の仕事を経験し、チームワークで困難を乗り越えていく楽しさを知り」、同社入社後は施工管理一筋。大切にしているのは「顧客ファースト」の姿勢。「施主のニーズを引き出し、期待を超える提案を行うようにしています。そのためにも常に笑顔でコミュニケーションを心掛けています」
南さんは教職を目指していたが、臨時教員をしている時に同社で働く友人に誘われ入社。教職に未練もあったが、同僚が建物を作り上げていく様子に触れ「社会に役立っている実感」が得られた。経理部へ異動してからはグループ会社の決算を取りまとめる業務も担当。「自分が関わった仕事が有価証券報告書として社会に公開される責任の重さに緊張感を味わいながらもやりがいを感じています」
高田さん、南さんともに現在は課長として、職場で働く社員が安全、快適に働ける環境づくりに心を砕いている。高田さんは、技術者不足の深刻化に伴い現場で働く従業員の負担が重くなっていることを気にかけ、作業負担軽減につながる現場管理アプリなどの導入を検証し、IT化を率先して推進しようとしている。一方、南さんも他社との交流で得た知見を生かし、やはり連結決算作業の効率化につながるシステムの導入を検討。2人の子どもの育休を社内で早く取得した経験から、同じ境遇にある後輩に声をかけ、子育てと仕事の両立に関するアドバイスなどを行っている。
「現場に出たら性差は意識しない」という高田さんは働きながら2年で1級建築士の資格を取得した努力家。「大きな目標を最初から達成しようとすると時間がかかり諦めてしまうので、小さな目標を掲げ、成功体験の積み重ねをすることが大切」という。2度の産休、育休を経て現在は高校生と中学生の息子たちと向き合いながら、コツコツと仕事の幅を広げてきた南さん。「できることを一つずつ積み重ね、自分のペースでキャリアを築いてほしい」という。施工管理と経理。異なる道を歩みながらも同じように会社を思う二人の姿は、後に続く世代への確かな道標となっている。
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